開催概要
近年、少子高齢化、働き手の不足の影響を受け、従来の経験と勘による研究開発から、データを活用して、より効率的に、また人が発見出来なかった素材を研究開発していくことが目指されています。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)をどのように研究開発に適応するか?という観点からも、データと統計・データサイエンスを活用した素材の研究開発である、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)が注目されています。
一方で、MIに取り組み始めたものの、単発的な検証で終わってしまったり、ある部門での成功事例を他部門に横展開できなかったり、MIの取り組みが点の活動となってしまい、中々組織的に定着しないという声も多く聞かれます。
本セミナーでは、数多くの企業のMI推進事例を見てきたMI-6の事業開発部の若宮より、データ駆動型R&D組織の実現に向け、MIに関する取り組みを、どのように点から面的な活動に広げ、組織的に定着させていけばいいのかについてお話させていただきます。
参加費用
無料
コンテンツ
- はじめに
- 登壇者より講演:40分
- 質疑応答:20分
講演内容
- MIの社内展開・定着においてよくある課題
- MIの社内展開・定着に向けた3ステップ
- 上記のステップにおけるMI-6の支援例
登壇者
若宮 俊太郎
Shuntaro Wakamiya
MI-6株式会社事業開発部
東京工業大学理工学研究科修了。保育士。花王株式会社にてプロセスエンジニアリング業務に従事。その後、ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社にて製造業・メーカーの新規事業や研究開発を加速するための考え方としてオープンイノベーション推進支援に携わった後、2022年より現職。
対象者
- MI推進のチームや部署を立ち上げはじめたばかりの方
- MI推進室はないが、MIに興味があって活動を始めようとしている研究者や企画者の方
- すでにMIに取り組み始めており、今後全社的な展開を考えられている推進者・企画者の方
- MI-6とのMIの進め方について興味がある方
申し込み締め切り
2022年5月25日(水)14:00
問い合わせ先