開催概要
化学業界や素材産業において「マテリアルズ・インフォマティクス(MI)」の取り組みが注目されて久しい昨今。従来の材料開発に大きな変化をもたらす期待を浴びる一方で、体系化されたMIの情報がまだまだ少ないこと、企業や研究テーマによって考えられるアプローチは千差万別であることなど、MIの普及や利活用するための課題は多く挙げられます。
MI-6株式会社は、2021年より「MIをこれから学びたい、実施したいと考える方」に向けて毎週ウェブセミナーを開催してまいりました。今回は通常回とは異なり、これまでMIの基本や動向から、MI専業企業だからご提供できる実践的かつ専門性の高いコンテンツを約半日に集約し、ワンストップセミナーとして開催いたします。
まず、最新の動向を踏まえた上で「そもそもマテリアルズ・インフォマティクスとは?」についてお話しし、実践するためのロードマップとして体系的にまとめたその流れや手法について解説します。そして、あらゆる素材や研究テーマで活用される手法の1つである「ベイズ最適化」について理解を深めることで、MIの実施・推進までワンストップで学べる回となっております。0からMIについて理解を深められるだけでなく、基礎からより実践的な内容へステップアップして学びたい方にもおすすめです。
参加費用
無料
講演内容
- マテリアルズ・インフォマティクスの基礎知識とよくある誤解:40分
- マテリアルズ・インフォマティクスにおける解析のロードマップと使用技術 -データ整理・把握、特徴量設計、予測モデル作成・検証、アクション提案-:50分
- 条件最適化に用いられるベイズ最適化の基礎と応用:50分
- 組織全体をMI-readyに変える、MI-6の取り組みとは:10分
※内容は変更となる場合が御座います。予めご了承願います。
登壇者

大山 俊治
Shunji Oyama
MI-6株式会社カスタマーサクセス
京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻修了。住友精化株式会社にて、医薬中間体、電解液用溶媒などの研究開発、製造移管を含むプロセス開発に従事。その後、新規事業企画や研究企画でAIやMIの活用可能性について提案を検討を実施。現在は、MI-6にて事業開発部にて、多くの企業の方々のMI活用をサポートしている。

西本 達志
Tatsushi Nishimoto
MI-6株式会社データサイエンティスト
東京工業大学 生命理工学研究科修了。大学院ではバイオインフォマティクスの研究に従事。Microsoft ジャパンを経て、2019年より現職。 現職ではデータサイエンティストとしてmiHub、Hands On 事業に携わる。

山下 翼
Tsubasa Yamashita
MI-6株式会社データサイエンティスト
工学修士。大学院では機械学習を用いた機能性セラミックス材料開発方法を研究。 MI-6ではデータサイエンティストとして多くの会社のデータ解析を通じて、材料の可能性を引き出すサポートを行う。
対象者
- MI推進のチームや部署を立ち上げはじめたばかりの推進者
- MI推進室はないが、MIに興味があって活動を始めようとしている研究者や企画者
- MI-6とのMIの進め方について興味がある方
申し込み締め切り
2023年7月26日(水)14:00
※申込が多数あった場合は事前に締め切らせていただく可能性がございます
問い合わせ先
※ご登録いただくメールアドレスに、開催前日の参加者の確定を目処に事前案内のメールをお送りします。 迷惑メールの設定や、メールアドレス記載の誤りによって、ご案内ができないケースがございます。 設定確認と登録アドレスに間違いがないよう、ご確認お願いいたします。
※同業他社企業のお申し込みはお断りしております。