開催概要
近年、少子高齢化、働き手の不足の影響を受け、従来の経験と勘による研究開発から、データを活用して、より効率的に、また人が発見出来なかった素材を研究開発していくことが目指されています。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)をどのように研究開発に適応するか?という観点からも、データと統計・データサイエンスを活用した素材の研究開発である、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)が注目されています。
一方で、MIを始めるにあたって、どれだけデータが必要なのか?(大量データが無いと始められないのでは?)、今あるデータからどう整理し、活用していったらよいのか?等、導入を検討するまででも大きなハードルを感じられている方々が多いと感じています。
本セミナーでは、MI-6創業初期以来、数多くの企業のMI事例を見てきたMI-6の事業開発部の上田より、企業におけるデータ整理の現状や、素材組成・プロセス条件の最適化を対象とした場合に、どのようにデータを整理していけばMI導入が始められるか、といったデータ整理の第一歩目についてお話させていただきます。
参加費用
無料
コンテンツ
- はじめに
- 登壇者より講演:40分
- 質疑応答:20分
講演内容
- 企業におけるデータ整理の現状
- MI導入の第一歩(条件最適化編)
登壇者
上田 俊雄
Toshio Ueda
MI-6株式会社事業開発部
大阪府立大学工学研究科修了。大学院では有機EL向け材料開発およびデバイス試作を研究。経営学修士(MBA)。 住友化学株式会社にてディスプレイ材料の材料開発およびMIを用いた開発に従事し、2019年より現職。 現職では事業開発として多くの会社のMI活用をサポートしている。
対象者
- 研究開発でのデータ活用を検討、または実施されている方
- マテリアルズ・インフォマティクス(MI)に関心がある方
- マテリアルズ・インフォマティクス(MI)の研究への適用にお悩みの方
- マテリアルズ・インフォマティクス(MI)に関わる方 (実験者、解析者、マネジメント層など)
申し込み締め切り
2022年6月22日(水)14:00
問い合わせ先