開催概要
材料開発において、スペクトルデータは比較的容易に取得でき、分子構造や組成、特性に関する豊富な情報を含むため、極めて有用なインサイトを得ることが可能です。しかしながら、データ量の多さや解釈の難しさといった課題により、十分に活用しきれていないケースも少なくありません。
本セミナーでは、スペクトルデータの有効活用に向けて、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)を用いた解析アプローチをご紹介します。
前半では、スペクトルデータ解析における様々な情報抽出の技術(統計的特徴量、次元削減、因子分解、機械学習など)について解説します。
後半では、XRD、GCMS/LCMS、FT-IRといった具体的な測定データを題材に、MIを用いた活用例にをご紹介します。様々な具体例を通して、スペクトルデータを自身の研究開発に対してより活かしていきたい方やMIによるデータ活用の可能性を知りたい方にとって、実践的なヒントを得られる機会です。
参加費用
無料
コンテンツ
- はじめに
- 登壇者より講演:40分
- 質疑応答:20分
講演内容
- 統計的特徴量、次元削減や因子分解など、多様なスペクトル解析の技術の紹介
- XRD, GCMS/LCMSなど、具体的なデータに対するデータ活用例の紹介
※内容は変更となる場合が御座います。予めご了承願います。
登壇者

吉田 拓未
Takumi Yoshida
MI-6株式会社データサイエンティスト
名古屋工業大学大学院工学研究科修了。大学・大学院では有機化合物の物性予測や生成モデルに関する研究を行う。現職ではデータサイエンス部にて、分子生成を中心にHands-on MI®プロジェクトにおける解析実務を多数担当。
対象者
- 材料に対する測定値を有効活用したい方
- スペクトルデータを収集している方/収集を検討している方
- スペクトルデータを「どう活用すべきかわからない」「もっと有効活用したい」という方
申し込み締め切り
2025年5月28日(水)14:00
※申込が多数あった場合は事前に締め切らせていただく可能性がございます
問い合わせ先
※ご登録いただくメールアドレスに、開催前日の参加者の確定を目処に事前案内のメールをお送りします。 迷惑メールの設定や、メールアドレス記載の誤りによって、ご案内ができないケースがございます。 設定確認と登録アドレスに間違いがないよう、ご確認お願いいたします。
※同業他社企業のお申し込みはお断りしております。