開催概要
持続可能な社会の実現に向けて、燃料電池はクリーンエネルギーの中心的な要素として注目されています。その中でも固体酸化物形燃料電池(SOFC)や固体高分子形燃料電池(PEFC)などは次世代の燃料電池として非常に期待されており、研究開発が盛んに行われています。しかし、さまざまな企業や大学で研究が進められているものの、実用化には依然として多くの課題が残っているのが現状です。
本セミナーでは、各種燃料電池の部材(電解質、電極、セパレーターなど)開発における課題に対して、マテリアルズ・インフォマティクスでどのようなアプローチが取れるのかという点についてご説明します。
本セミナーは燃料電池を主題としていますが、特定の材料やテーマに限らずさまざまな研究開発に適用可能な考え方をご紹介しますので、皆様のマテリアルズ・インフォマティクス活用の一助となれば幸いです。
参加費用
無料
コンテンツ
- はじめに
- 登壇者より講演:40分
- 質疑応答:20分
講演内容
- 燃料電池の概要
- 燃料電池開発におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用方法
登壇者
山下 翼
Tsubasa Yamashita
MI-6株式会社リードデータサイエンティスト
工学修士。大学院では機械学習を用いた機能性セラミックス材料開発方法を研究。 MI-6ではデータサイエンティストとして多くの会社のデータ解析を通じて、材料の可能性を引き出すサポートを行う。
対象者
- 燃料電池の研究開発に携わっている方
- マテリアルズ・インフォマティクスの活用例に興味がある方
申し込み締め切り
2025年2月12日(水)14:00
問い合わせ先