概要
塗料は建築物、工業用品、自動車など、幅広い産業に欠かせない材料です。近年では、機能性の高度化や環境負荷の低減(低VOC化*・水性化)などの要求が高まっており、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)を活用した研究開発が注目されています。
本資料では、塗料開発におけるMIの具体的な活用方法について解説します。
1. 複合塗膜の物性予測
エポキシ樹脂に鉱物フィラーを配合した複合塗膜について、摩擦係数や摩耗率を予測。時間とコストがかかる破壊的な評価において、機械学習モデルを用いた結果の解釈や実験条件のスクリーニングが効果的な手法となることを示します。
2. エポキシ塗料の設計における実験条件最適化
自己修復機能と防錆性を両立するエポキシ塗料の設計において、少数の実験データから高性能な塗料配合を効率的に特定。ベイズ最適化は、データの少ない開発初期段階においても有効な手法であることを明らかにします。
3. 更なるMIの活用
塗装温度や浸漬時間など、プロセス条件の最適化や、代替原料の検討、目標物性の変更が生じる開発テーマの実験条件最適化においても、MIの活用が重要な役割を果たすことを示します。
*VOC:揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)
コンテンツ
- 塗料開発の概要と現状
- マテリアルズ・インフォマティクス(MI)の概要
- MIを活用した塗料開発
対象者
- 材料開発におけるMIの活用事例を知りたい方
- 塗料の研究開発に携わっている方
問い合わせ先
MI-6株式会社 事業開発部:marketing@mi-6.co.jp
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