樹脂コンパウンド材料におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用とは?
セミナー概要
研究開発領域におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の1つとして、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)に注目が集まっています。
一方で、自分の研究開発領域でどのように活用できるのか、イメージが出来ずになかなか取り組みを始められないという声を伺うことがあります。
本セミナーでは、マテリアルズ・インフォマティクスの概要についてご紹介しつつ、樹脂コンパウンド材料の領域における活用方法について、具体例を交えながらご紹介いたします。
ご紹介する例は「PP(ポリプロピレン)コンパウンド材料の特性改良」です。
「常温・低温の曲げ弾性率、常温・低温のシャルピー衝撃強さの4つの目標物性値をクリアする材料配合を見つけ出す」ことを目的として、PPや添加剤の配合条件の最適化を進めていきます。
弊社のmiHub®を用いながら、検証サイクルを繰り返す中で、目標達成したり、テーマの辞め時を判断していく流れをご紹介します。
コンテンツ
- マテリアルズ・インフォマティクスの概要
- miHub®での解析の進め方(旧バージョン)
- 樹脂コンパウンド領域におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用事例
登壇者
小島 秀平
Shuhei Kojima
MI-6株式会社事業開発部
東京工業大学大学院理工学研究科応用化学専攻修了。
株式会社クラレにて、光学用フィルムの工程管理、生産管理、および生産効率化、新工場の立ち上げ、新商品開発に従事。その後、日系大手コンサルティングファームにて、製造業向けのIoT、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連のコンサルティングに従事し、物質・材料研究機構主幹のMI2Iコンソーシアムに参画。
現在は、MI-6にて事業開発部にて、多くの企業の方々のMI活用をサポートしている。
対象者
- マテリアルズ・インフォマティクスに興味がある方
- 樹脂製造やコンパウンド、成形加工等に関わる方
問い合わせ先
MI-6株式会社 事業開発部:bd@mi-6.co.jp