セミナー概要

近年、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)は、食品、創薬、天然素材代替など、幅広い分野で材料開発の新たな手法として注目されています。本セミナーでは、過去に実施した「MIにおける分子生成の基礎」の応用編として、新しい天然有機化合物の生成を目指したMIの活用例について講演します。

  • 分子生成技術とは: コンピューターが自動的に分子構造を生成する技術であり、目的とする特性を持つ分子を逆設計する際に活用できます。
  • 天然分子生成技術の設計と実装: 実際の事例を基に、天然に存在する分子の構造を模倣し、新たな機能を持つ分子を生成するための具体的な手法を紹介します。
  • 分子生成技術のバリエーション: 様々な分子生成技術とその特徴、分子逆設計問題への適用方法について解説します。問題に応じて最適な手法を選択し、組み合わせる重要性を強調します。

本セミナーを通して、MIの分子生成技術が、天然有機化合物の創出にどのように貢献できるのか、その可能性と具体的な事例を理解していただくことを目指します。

本動画は、2024年2月21日に開催されたセミナー「マテリアルズ・インフォマティクスにおける分子生成の応用 −新しい天然有機化合物の生成を目指す−」の録画動画となります。

コンテンツ

  • 分子生成に用いられる技術とその概要
  • 天然分子生成技術の設計
  • 天然分子生成技術の実装

登壇者

陳 嘉修さんのプロフィール写真

陳 嘉修

Chia-Hsu Chen

MI-6株式会社リードデータサイエンティスト

工学博士。ケモインフォマティクス(博士, 東京大学船津研究室)。
前職の花王ではマテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発に従事。得意分野は有機低分子・高分子、条件・処方最適化、幅広いテーマでMI解析実績がある。

対象者

  • データサイエンスを材料開発に活用したい方
  • 分子生成にご興味がある方
  • 天然由来の代替材料開発にご興味がある方

問い合わせ先

MI-6株式会社 事業開発部:bd@mi-6.co.jp

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