セミナー概要
近年、循環型社会の構築が強く求められており、それに伴い、従来の石油化学分野でもバイオマス由来の樹脂開発ニーズが高まっています。バイオマス由来の樹脂には、石油由来のものと同等の性能を持つ製品もあれば、現状ではやや性能が劣るものもあります。しかし、市場が求めているのは、単にバイオマス由来であることではなく、従来の樹脂と同等もしくはそれ以上の性能、さらにはこれまでにない新たな機能や価値の付与です。こうした市場の要求に応えるため、現在、様々な開発が進められています。
マテリアルズ・インフォマティクス(MI)は、素材開発の新たなアプローチとして注目を集めています。また、バイオマス由来原料への転換においても、これまでのデータの活用や最適な配合組成をより効率的に探索する上で、MIの活用可能性が検討されています。
本セミナーでは、MIの概要についてご説明し、SaaS型実験計画プラットフォーム「miHub®」を活用し、バイオマス由来樹脂の開発において「どのような活用可能性があるのか?」についてご紹介します。
本動画は、2025年6月25日に開催されたセミナー「バイオマス由来樹脂の可能性を広げるデータ駆動型開発アプローチ」の録画動画となります。
コンテンツ
- マテリアルズ・インフォマティクスの概要
- バイオマス由来原料の活用におけるMIの活用事例
登壇者

大山 俊治
Shunji Oyama
MI-6株式会社カスタマーサクセス
京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻修了。住友精化株式会社にて、医薬中間体、電解液用溶媒などの研究開発、製造移管を含むプロセス開発に従事。その後、新規事業企画や研究企画でAIやMIの活用可能性について調査を実施。現在は、MI-6にて、多くの企業の方々のMI活用をサポートしている。
対象者
- 樹脂材料の研究開発者(特にバイオ系樹脂)
- マテリアルズ・インフォマティクスの活用を考えている方
- マテリアルズ・インフォマティクスの推進者
問い合わせ先
MI-6株式会社 マーケティングチーム:marketing@mi-6.co.jp
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