セミナー概要
有機化合物の代表的な精製技術である晶析は、精密有機合成や医薬品・食品開発における天然物精製など、有機化合物の製造プロセスの確立において、品質とコストを決める重要な工程です。しかし、開発者にはその多様なケースごとにプロセス条件を最適化することが求められ、その検討の効率化が課題になっています。
本セミナーでは、まずMIの概略、有機合成や天然物精製における晶析プロセスの概要を説明します。続いて、晶析の条件検討において、最もよく行われる貧溶媒晶析の条件最適化や、晶析プロセスのオートメーションシステムなど、いくつかの具体的な事例を紹介します。これらの事例を通じて、データサイエンスからのアプローチが晶析プロセスにおいて実験効率及び品質の向上に寄与するかを議論します。
本動画は、2025年4月2日に開催されたセミナー「有機化合物の晶析プロセス検討におけるマテリアルズ・インフォマティクス活用」の録画動画となります。
コンテンツ
- 有機化合物
- 晶析
- ラボオートメーション
登壇者

八嶋 徹
Toru Yashima
MI-6株式会社プロダクト開発部
化学メーカーにてマテリアルズ・インフォマティクスによる高分子複合材料の開発に従事し、新製品の上市を経験。現在はMI-6で統計解析/機械学習のみでなく、材料工学の知見も活用した研究手法設計について支援し、製造メーカーをサポートする。得意分野は有機化合物、高分子材料、複合材料、製造開発。
対象者
- 有機合成の研究開発者
- 有機化合物の製造プロセス開発者
問い合わせ先
MI-6株式会社 マーケティングチーム:marketing@mi-6.co.jp
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