開催概要
近年、循環型社会の構築が強く求められており、それに伴い、従来の石油化学分野でもバイオマス由来の樹脂開発ニーズが高まっています。バイオマス由来の樹脂には、石油由来のものと同等の性能を持つ製品もあれば、現状ではやや性能が劣るものもあります。しかし、市場が求めているのは、単にバイオマス由来であることではなく、従来の樹脂と同等もしくはそれ以上の性能、さらにはこれまでにない新たな機能や価値の付与です。こうした市場の要求に応えるため、現在、様々な開発が進められています。
マテリアルズ・インフォマティクス(MI)は、素材開発の新たなアプローチとして注目を集めています。また、バイオマス由来原料への転換においても、これまでのデータの活用や最適な配合組成をより効率的に探索する上で、MIの活用可能性が検討されています。
本セミナーでは、MIの概要についてご説明し、SaaS型実験計画プラットフォーム「miHub®」を活用し、バイオマス由来樹脂の開発において「どのような活用可能性があるのか?」についてご紹介します。
参加費用
無料
コンテンツ
- はじめに
- 登壇者より講演:40分
- 質疑応答:20分
講演内容
- マテリアルズ・インフォマティクスの概要
- バイオマス由来原料の活用におけるMIの活用事例
※内容は変更となる場合が御座います。予めご了承願います。
登壇者

大山 俊治
Shunji Oyama
MI-6株式会社カスタマーサクセス
京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻修了。住友精化株式会社にて、医薬中間体、電解液用溶媒などの研究開発、製造移管を含むプロセス開発に従事。その後、新規事業企画や研究企画でAIやMIの活用可能性について調査を実施。現在は、MI-6にて、多くの企業の方々のMI活用をサポートしている。
対象者
- 樹脂材料の研究開発者(特にバイオ系樹脂)
- マテリアルズ・インフォマティクスの活用を考えている方
- マテリアルズ・インフォマティクスの推進者
申し込み締め切り
2025年6月25日(水)14:00
※申込が多数あった場合は事前に締め切らせていただく可能性がございます
問い合わせ先
※ご登録いただくメールアドレスに、開催前日の参加者の確定を目処に事前案内のメールをお送りします。 迷惑メールの設定や、メールアドレス記載の誤りによって、ご案内ができないケースがございます。 設定確認と登録アドレスに間違いがないよう、ご確認お願いいたします。
※同業他社企業のお申し込みはお断りしております。